よくある?質問
よくあるかどうかはともかく、質問と答えです。

Q.九工大に入るのは難しいですか?
A.一般入試のことしか分かりませんが、僕が受けた感じとしては、情報工学部の2次試験ではあまりひねったような問題は出題されず、基礎的な数学・物理の学力があれば受かることができると思います。後期日程は九大を目指していた人などが受けるため、そういった人からすれば九工大の問題は簡単だと思います。情報工学部は推薦入試で入ってくる人も多く、推薦はそんなに学力いらないという印象です。推薦では女子を積極的にとっているとの噂が流れています。

Q.一人暮らしの人は多いですか?
A.飯塚キャンパスの学生はおそらく半分強(6割程度)の人が一人暮らしをしていると思います。通学時間で言えば片道1時間半を超えたあたり(地域でいうと福岡市西部や北九州市東部など)から、一人暮らしの人が多くなってきます。大学生活の途中から一人暮らしを始める人も居ます。

Q.留年率は高いですか?
A.あなたが大学生活を学業的に真面目に過ごせば留年することはまずないと思います。確かに九工大はカリキュラム的には他の大学とくらべて厳しく、留年率もかなり高いです。しかし、留年するのはろくに講義に出ずにゲームセンターに入り浸っている人や、なんらかの事情で休学していた人などが多くを占めます。

Q.オタクは多いですか?
A.アニメ・ゲームが好きなオタクと呼ばれる人は、他の大学と比べてたしかにかなり多いと思います。その証拠に九工大の売店がラブライブ!というアニメのカードが付いたお菓子を日本一売り上げたお店になったことがあります。逆にアニメなどに全く興味がないという人には少々生きづらいかもしれません。

Q.リア充は居ますか?
A.いわゆるウェイ系などとネットで揶揄されるようなリア充は九工大にはほとんど居ません。しかし、アゴラなど学内でカップルを見かけることは意外なほど多いです。

Q.サークルは入るべきですか?
A.いくつもサークルを掛け持ちしたり、大変なサークルに入ることはやめたほうがいいかもしれませんが、普通のサークルには入るべきです。はっきりいって体育系のサークルはあまり盛んではないですが、文化系のサークルはなかなか興味深い活動をしているものがあります。いろいろと質問や相談など話せる先輩がいると心強いです。

Q.インカレ(複数の大学の学生からなるサークル)はありますか?
A.飯塚キャンパスは地理的に他の大学が遠いということもあり、インカレはあまり盛んではないです。田川の県立大学と合同で活動しているサークルがあるとは聞いたことがあります。また、インカレではなくても近大や県立大などとの交流があるサークルもあるみたいです。

Q.バイトと勉強両立することはできますか?
A.多くの人はアルバイトをしています。大学周辺のコンビニや飲食店、イオンなどでバイトしている他、塾講師や家庭教師をしている人も居ます。あまりバイトを入れすぎると学業に支障が出てしまうのでやめたほうがいいです。それから、平日の夜勤も次の日が全休などでもなければやめておいたほうがいいです。九工大の周りは最低賃金で募集されているバイトが多いので、時給の高い夜勤に入る気持ちはわかりますが、講義中に居眠りをしたり寝過ごして講義を受けられなかったりしてしまいます。それから、人手不足のお店はテスト前に無理やりシフトを入れられたりと言うこと(いわゆるブラックバイト)もあるみたいなので注意。

Q.奨学金を借りている人はどれくらい居ますか?
A.日本学生支援機構の奨学金を借りている人は、無利子の第1種・有利子の第2種を合わせると半分程度の人が貸与を受けています。入学してすぐからの貸与を希望する場合、高校在学時からの予約採用という方法を採る必要があります。

Q.Twitterはやるべきですか?
A.Twitterの功罪についてはいろいろと言われているので、いい点と悪い点両方挙げます。まずいい点としては、九工大は講義の情報など必要な情報がLINEグループなどよりもTwitterで回ってくるような大学なので、情報収集という点ではTwitterをやっていると有利です。悪い点としては、Twitterをやり過ぎると夜眠れなくなったり、講義中までTwitterをやって講義が耳に入ってこなくなる点です。

Q.眼鏡の人は多いですか?
A.眼鏡の人多いですが、眼鏡をかけている人は体感的に半分ぐらいなので、眼鏡をかけている人ばかりというほどでもありません。ただ、眼鏡をかけていない人もたいていはコンタクトなので、裸眼の人はかなり少ないと思います。新聞会という組織が毎年新入生に取っているアンケートでは、裸眼の人は毎年3割ぐらいらしいです。コンピュータを扱う学部の宿命です。女子は眼鏡をかけている人は少ないです。

Q.女子は少ないですか?
A.生命情報工学科だけは女子の割合がかなり高く、4割程度が女子です。2015年度の新入生に至っては男女半々になりました。それ以外の学科では理工系学部の例にもれず、女子の割合は1割前後とかなり少ないです。
女子の割合は 生命>>>>>>知能>システム≧電子>機械 といった感じです。

Q.数学や物理があまり得意ではありませんが、講義についていけますか?
A.九工大の講義は高校で数学IIIおよび物理を学んだことを前提に進められるので、推薦入学などでそれらの科目に自信がない人は大変かもしれません。そういう人のための補習などもあるみたいですが、あまり役に立たないらしいです。自習するとともに、得意な人を探して友達になりましょう。高校時代に使用していた数学/物理の教科書・参考書を取っておくと役に立つかもしれません。

Q.英語が苦手ですが、英語力はどれくらい必要ですか?
A.九工大は2次試験で英語が課されないということもあり、英語が得意な人は決して多くありません。むしろ英語に対して苦手意識を持っている人の方が多いみたいです。英語の講義も、出席さえちゃんとしていれば単位はとれます。九工大の英語はどちらかと言うと、中学・高校の英語の復習みたいなものです。ちなみに入学するときに電子辞書を勧められるのですが、高校までで使用していたものがあればそれで特に問題ありません。専門的な単語がどうだとか、第二外国語がどうだとか言われますが、そのために4万円以上もする電子辞書をわざわざ買わなくても特に支障はありません。

Q.パソコンにあまり詳しくありませんが大丈夫ですか?
A.中学や高校のうちから、プログラミングや自作パソコンなどをバリバリやっているような人も居ますが、そんな人はごく一部です。情報系の知識は、パソコンの基本的な操作ができる程度のスキル、たとえば高校の情報の授業を受けたことがあるぐらいの知識があれば多分大丈夫です。

Q.パソコンは持っておいた方がいいですか?
A.自分用のノートパソコンを1台持っておいた方がいいと思います。というか、無いと大学生活が非常につらくなります。Excel・Word等が入っていて持ち運びに便利な軽いモデルをおすすめします。パソコンにあまり詳しくないという人は、20万近くと値段はかなり高いものの、保証が充実している生協推奨モデルが無難かもしれません。ちなみにMacを買うと、詳しい人が居なかったりソフトが動かなかったりで面倒なのでやめたほうがいいです。詳しくは九工大生とパソコンのページへ。

Q.どんな高校から進学している人が多いですか?
A.飯塚市の進学校である嘉穂高校はもちろんのこと、福岡・北九州地域の進学校(福岡・筑紫丘・城南・春日・東筑・八幡など)が多いです。福岡県内からの進学者で全体の半分程度を占めるみたいです。他の九州の県・沖縄・山口からの進学者もそこそこいます。九州沖縄地域からの進学者で8割強と言われています。広島・岡山や四国・関西などからの進学者も少ないですがもちろんいます。ただ、関西よりも遠い地域から進学してくる人はほぼいません。参考までに、九工大の合格者が多い高校のランキングを4年分載せておきます。掲載されている高校はすべて福岡県内の高校です。ピンクが公立高校、ブルーが私立高校です。


Q.大学院に進学する人の割合はどのくらいですか?
A.年度や学科によって若干異なりますが、例年5割から6割ぐらいの人が大学院の修士課程に進学しています。女子は大学院に進学する人の割合はだいぶ下がるみたいですが、居ないことはありません。
大学院の博士課程に進学する人は極端に少なくなり、数えられる程度の人数です。

Q.他大学の大学院に進学する人は居ますか?
A.九工大の大学院修了者の就職が大変良いため、敢えて他大学の大学院に進学しようとする人はごく少数です。例年数人ほどが九大の大学院に進学しているみたいです。それ以外の大学院に進学する人はまずいませんが、奈良先端大や阪大などの大学院に進学した人がいるらしいです。

Q.九工大ってそんなに就職いいの?
A.九工大はカリキュラムが厳しいため、企業から学生の能力が評価されています。さらに、日立をはじめとする大企業にも九工大OBが多いことから、九工大の同窓会(明専会)を通じて大企業にパイプがあり、九工大生が採用されやすくなっています。そのため、就職率が99%程度で推移するなど就職率そのものが高いのはもちろん、大学の偏差値に比べると大企業と呼ばれる企業に採用される割合もかなり高いです。どこかの雑誌で特集されていた、卒業生に占める主要400社への就職率では、九大を抑えて九州地方で1位です。

Q.工業高校から進学することはできますか?
A.一般入試では2次試験に数学IIIや物理(旧課程でいう物理II)の範囲が出題されるため、工業高校出身者がまともに受験して合格するのは難しいと思います。例年、推薦入試で合格する人がある程度いるようです。工業高校から九工大に進学しようと思ったら、トップクラスの成績を維持していないと厳しいと思います。また、九工大の講義は普通科の高校で物理・数学を勉強したことを前提に進んでいくため、工業高校出身者はそれらの科目をしっかり勉強しないと入学後に苦労することになります。

Q.浪人して入る人は多いですか?
A.意外なほど浪人経験者は多いです。中には二浪やそれ以上浪人している人も居ます。浪人した人の中には、現役時も浪人時も前期に九大に落ちて後期で九工大に受かるという、2度九大に落ちて2度九工大に受かるという経験をした人もいます。

Q.九工大ってチャイムが鳴るの?
A.チャイムが鳴らない大学があるとかなんとか聞いたことがありますが、九工大(飯塚)は各時限の始まりと終わりにチャイムがなります。戸畑がどうかは知らないですが。チャイムが鳴ると早口にはなるけれど、終わる気配を見せない先生もいたりします。次が体育だったりすると大変です。

Q.九工大に来たくて来た人は少ないって本当ですか?
A.「センター試験の自己採点が悪くて九大・熊大などから出願する大学を下げた」「前期で九大を受けたものの不合格になり後期で九工大に受かった」「2次試験に英語がない九州の国立を探したらここだった」など、理由はさまざまですが本当に九工大に来たくて来たという人はと少ないように感じます。さらに九工大生はきついカリキュラムにやられていくうちに、九工大のことをボロクソけなすようになります。

Q.JABEEってなーに?
A.JABEE(ジャビー)というのは、日本技術者教育認定機構という組織のことで、大学のカリキュラムが技術者を養成するためのものとしてどうかといった評価をするところです。九工大は工学部も情報工学部もすべての学科がJABEEからの認定を受けていて、そのために出席に対して厳しかったりなど面倒くさいです。JABEEに認定されたところを卒業すると、技術士補という資格をとれるようになるほか、技術士の一次試験が免除されるという利点があります。

Q.自動車で通学できますか?
A.飯塚キャンパスは交通の便の悪い場所に建っているので、希望すれば原則自動車通学が認められます。大学にいくらか払わないといけませんが、その額は他の大学と比べるととても安いです。確か1000円とかだった気がします。

Q.バイク・自転車での通学は自由ですか?
A.特に許可などは必要なかったかと思いますが、自転車駐輪場は放置自転車が多いのか慢性期に駐輪スペースが不足しています。そのうえ防犯カメラはついていますが、それでも盗難が起きているみたいです。

Q.部外者が大学に入っても大丈夫ですか?
A.学部生・大学院生・教職員など、大学に関わる人の年齢は幅広いですし、人数も数千人単位と多いので誰が部外者かなんてみんな分かりません。そのため部外者が大学の中を歩いていたからと言って、特に問題は無いと思います。近所の人とおもわれるおばさんが大学の敷地をウォーキングしてるのを見かけたりもします。ただし、講義の邪魔にならないように気をつけましょう。

Q.オープンキャンパスはいつ有りますか?
A.例年7月下旬ぐらいにあっています。九工大の戸畑や他の大学が8月上旬に行われることが多いですが、うちはなぜかそれよりも早い時期にあっています。また、確か事前の申し込みが必要だった気がします。確かな情報は大学公式サイトなどから得るようにしてください。

Q.博多などで終電・終バスを逃してしまった場合どうしたらいいですか?
A.平日限定で24:30までに天神バスターミナルに移動できる場合は、飯塚行きの深夜バスに乗ることができます。また、小倉から新飯塚まで帰ることのできる終電は22:41ですが、どうしてもその日のうちに飯塚に戻る必要がある場合は、小倉から新幹線で博多まで移動すると、博多から新飯塚までの終電に乗ることができる場合があります。それ以外の場合にはおとなしく博多・小倉などにとどまりましょう。インターネットカフェ・カラオケボックスなどは、始発までの時間を過ごすなら1500円-2000円程度です。

Q.自転車がパンクしたらどうしたらいいの?
A.僕がパンクしたときは、グッデイまで押して持って行きました。ミスターマックスで購入した自転車の場合、ミスターマックスでも修理してもらえるみたいです。
生協で学生生活110番に加入している人は、電話で呼んだら安価にパンク修理に来てくれるサービスがあるみたいです。詳しくはhttp://www.univcoop.or.jp/gakusei110/を見てください。

Q.学内で人の多い場所・時間帯などはありますか?
A.昼休みの福利棟は言うまでもなく人が多いです。その他、試験期間の図書館、工大祭前のサークル棟なども人が多いです。あとは文化人類学の講義の前後の2201講義室とその周りも人が多いです。

Q.教科書はどこで買えますか?
A.概ね履修登録の期間の前後に、福利棟1階のグローバルコミュニケーションラウンジという場所で、学科ごとに教科書が積まれて販売されます。そこで購入する場合、定価の5%割引で購入することが出来ます。さらに、早い時期に購入したり、共同購入という制度を使うと10%引きで購入することができます。

Q.教科書を買い逃してしまった場合はどうしたらいいですか?
A.大学で使う教科書というのは、高校までのような特別な本というわけでは無いので、Amazonなどで購入することができます。また、一部の教科書については生協売店にて販売されている場合もあります。急ぎの場合などで、書店で購入したい場合には、天神のジュンク堂書店にあることが多いです。

Q.体育実技(運動科学)はどういう服装で受ければいいですか?
A.気温があまり高くない4月にはTシャツの上にジャージを着てジャージで受講している人が多いです。体を動かしていると暑くなるので、調整の効く服装をおすすめします。夏はTシャツにハーフパンツ、冬の寒い日はジャージのほか、パーカーやトレーナーなどを着込んでいる人も多いです。高校までと違って指定の体操服などを着る必要はなく、運動着としてある程度常識的なものなら問題ないと思います。女子はそれなりにおしゃれな服装で受けている人が多いイメージです。生協が運動着を売りつけようとしていますが、あんなの買う必要ありません。高校の体操服を着ている人は少ないです。サークルだったりで使うこともあると思うので、ジャージを一着ぐらい持っておいて損はないと思います。他にグラウンド用と体育館用の2つのシューズが必要です。水着は使う機会があるとしたら1年前期の体育の最終回だけですが、水泳と救急救命講習から選択することになるので必ず必要なわけではありません。

Q.サークルってどうやって選んだら/入ったらいいですか?
A.入学してすぐにサークル紹介があります。各サークルはサークル紹介後に部会や新入生歓迎の何らかのイベントをしていることが多いので、そこに足を運んでみましょう。サークルに入る意思が固まったら、4月中旬に行われるサークル登録会というものに行って、各サークルの机が並んでいるところで入部手続きを済ませます。いくつも掛け持ちして途中で抜けたりする人も多いので、入部手続きに関してあまり深く考えなくていいと思います。分からないことがあったら、サークルのアカウントやそのサークルに所属している先輩のTwitterにリプを飛ばしてみてもいいかもしれません。

Q.学費はどれくらいかかりますか?
A.標準的な国立大の学費と同じで、入学金が282,000円、授業料が1年間で535,800円になります。4年間通った場合の入学金+授業料で約243万円です。他に教科書や参考書などの教材費、パソコンなどを購入するお金がかかってきます。

Q.どういうファッションで学校に来ればいいですか?
A.言い方は悪いですが、オタクが多く男ばっかりという時点でお察しです。そんなに凝ったファッションの人はあまりおらず、みんな気楽な服装で来ています。不潔に思われないような服装なら、どのようなものでも特に問題ないはずです。UNIQLOやGU、Right-onなどで服を買っている人が多いらしいです。女子はさすがにみんなそれなりにおしゃれしているようですが。服を買いたいなら飯塚から出て、天神や博多などで買うことをおすすめします。

Q.銀行の口座はどこの銀行で作ったらいいですか?
A.福岡銀行をおすすめします。福銀は地方の銀行としては大手で知名度があることと、学内にATMがあり、九工大から一番支店が近いところに銀行でもあります。また、ゆうちょ銀行は奨学金の振込先に指定できないことからメインの口座として使うのはおすすめしません。福銀とゆうちょを併用する人も多いです。

Q.部室の鍵ってどこで借りたらいいの?
A.16時までは学生係のカウンターに「どこどこの鍵を借りたい」と言いに行ったら借りることができます。16時を過ぎると、サークル棟に入ってすぐの右のところの管理人室みたいなところで借りることができます。サークル棟の利用時間は9時-22時までで、土日はあらかじめ申請が必要になります。鍵を借りる際には学生証が必要です。

Q.単位を落としてしまった!どうしよう!?
A.まずは、再試などがないか確かめてみましょう。点数の制約(例えば40点以上が対象など)で自分が再試の対象に入っていない場合も、先生と交渉すれば受けさせてくれる場合も多いみたいです。また、50点台後半で少し届かなかったなどという場合は、泣きつけば優しい先生の場合追加のレポートを課して救済措置をとってくれることもあります。それでも単位が取れなかった場合、特に必修科目の場合は再履修をすることになります。その場合、次年度にもう1度同じ講義を受けるのが基本ですが、解析や英語などで再履クラスが開講されている場合や、他学科履修をすることができる場合があります。特に他学科履修は、自分の学科で前期に開講されている科目が他学科で後期に開講されている事例もあり、3年次から4年次に進級する際の留年回避のために重要な鍵になる場合もあります。